東湯　展示報告

　高野山カフェ　終了しました。

写真は展示の様子です。

近くで見るとこんな感じです。

　作品の真下がステージで（実は湯船の上）、説法やコンサートが行われました。

写真は9/30のコンサート（声明・しょうみょう）の様子です。

 

　なにせお風呂場なので、声がよく響く！　とても澄んだ、美しい響きでした。声明とは、お経に音調をつけてうたうもので、仏さまを音楽で表現したもの、だそうです。二部合唱もあったりして、本当に感動しました。

 

　私の作品も、嬉しいことに評判がよかったそうで、作品のことも説法のなかでお話してくださったそうです。

 

　手前に見えるのは昨年卒業した先輩の作品で、ＦＲＰで蓮をかたどっています。

　それとも相まって、上に浮かぶ私の作品も蓮の葉っぱに見えたりして。

　不思議で、いい空間になったなあと思います。お坊さんは、「宇宙が表現されている」とおっしゃられていました。「土を下から見上げることで、ここは泥の中（人間界）と言えるかもしれない。でも向こうに光が見えるように、また蓮が上に向かって伸びていくように、そこを抜け出せる希望が持てる。私たちはみな、仏となりうる素質を、生まれながらに持っている。・・・」というようなことを、おっしゃられていた・・ように思います。もし語弊があったらすみません。　さすが、おっしゃられることが深―かったです。

　

　大好きな素材の力を借りて、見る人に希望を持ってもらえるような、美しいものを創っていきたいと、願っています。私も感動させたい！　でもまだ勉強不足だな。

　

　今は楮を煮る段階から、制作しています。たのしい！　

 

　ミキサー壊れたけど！（笑）

　仏像と、曼荼羅（いずれも本物！）　が、反対側の浴場に安置されております。

壁の絵と鏡の作品は、大学の教授によるものです。

 

 

　Ｇａｌｌｅｒｙにも写真をアップしておきます。