ワークショップ
「和紙の素で なにができるかな?」
 2016年12月13日 豊川市立一宮西部小学校 
 2017年1月14日     桜ヶ丘ミュージアム

 

豊川市桜ヶ丘ミュージアム 企画展「異空間のアーティスト現代美術in豊川」関連イベント。和紙の原料であり 私の作品の素材である楮(こうぞ)を使った、こども対象のワークショップを行わせていただきました。 

はじめに和紙について考え、加茂の作品について紹介した後、二つのことを行いました。一つ目に、乾燥前の柔らかい楮に触れて広げてもらいました。二つ目に、作家があらかじめ様々な形に加工し乾燥させた楮を使って造形し、ライトアップして鑑賞しました。
「こうしなくちゃいけない、という答えはないよ」「感じるままにやってみよう」ということをはじめに投げかけ、それぞれ気に入った素材を集めて繋げたり、破ったりして造形し、完成後は作品を糸で吊るし、ライトアップして照明を落とし、みんなで鑑賞しました。
子どもたちは初めて触れる素材に最初は戸惑っていましたが、触るうちに「恐竜」「鳥」「花」などそれぞれでイメージを広げ、楽しく造形することができました。
最後に「3,2,1」のかけ声で照明を落とすと、光って浮かび上がる作品の群れに子どもたちから「わあー!」という歓声があがりました。
学校の授業ではなかなか触れることのできない素材に親しんでもらい、評価を気にせずのびやかに造形する という楽しさを味わってもらうことができました。先生からも好評頂きました。
開催した小学校のウェブサイトで、様子を取り上げて頂いています。↓
http://www.city.toyokawa.lg.jp/shouchuuichiran/te-i-seibu/schoollife/arakaruto/te0018201612151227.html