「PRAY FOR JAPAN」上映会 7月4日、金沢美大にて無事に開催されました。ありがとうございました。
当日はあいにくのお天気でしたが、美大の学生二十数名と外部からの方数名、計約30名の方にご参加頂きました。
みなさま真剣にスクリーンに見入られ、メモをとる姿も多く見られました。
この映画は、米国人の監督が、震災直後から自身も支援活動をしながら、復興に向けて奮闘する住民やボランティア、教師の姿を、敬意を込め捉えた作品で、とても感動させられます。
映画の視聴後、「NPOげんき宮城研究所」事務局長の門間光紀さんより、この映画について、現在の被災地の状況についてなどお話を伺いました。
・現在避難している人数は震災直後とほとんど変わっていない(約31万人)
・人口の流出・流入
・地域によってある支援格差、復興格差
・仮設住宅での問題(カビやネズミ)
・被災地の方々が抱える精神的な病
のことなど、被災地の「現在」を伝えていただきました。
門間さんたちは、
①支援に対する御礼
②忘れない。まだまだ支援が必要。
1000年前の津波を私たちは忘れていた。
→「東日本大震災を1000年後の世代まで語り継ぐ」
③これから起こり得る災害に、皆が立ち向かっていけるように、
教訓を活かしていけるように
という趣旨で、全国各地でこうして上映会を重ねていらっしゃいます。
上映会の開催場所は随時募集中です。上映会を開催したい、という方は「NPOげんき宮城研究所」まで!^^連絡先を知りたい方は加茂まで連絡くださいませ。
また、開催後の交流会では、以下のことを教えて頂きました。
これからだからこそ、美大生にできることは・・・精神面での救援。心のケア。
作品をつくってあげます、いうスタンスではなく、「一緒に作っていく」という姿勢で。言葉にできない痛みを、絵や立体として吐き出すことができるよう、寄り添っていくこと・・・。
今回心に刻まれたこと、気づかされたことを、忘れずに、伝えていきたいと思います!
美大の学生だけでなく、金沢大学のボランティアサークルのみなさんも駆けつけてくれ、ご縁が繋がれたことも有意義でした。^^今度は金沢大学で、企画されるそうです!!
改めて、当日ご参加くださったみなさま、広報にご協力くださった方々、そしてお忙しい中お越しくださった、仙台のNPOげんき宮城研究所のみなさまに感謝申し上げます。
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報告がすこし遅くなりました、(暑さにやられておりました(笑))読んでくださってありがとうございます。
いよいよ夏がやってきましたが、くれぐれもご自愛ください。
それでは。
7月5日 北國新聞 掲載記事
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